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You are here: Home / 英語 / 英語の表現 / goとcomeの正しい使い分け

goとcomeの正しい使い分け

2021-01-30 By 菅沼ケイ

こんにちは、ケイです。

今日は、動きを表す時に使うgoとcomeという動詞についてお話しします。

初心者向けの英語の教科書には「行く」=go、「来る」=comeと載っていることがありますが、英語のgoとcomeは、日本語の「行く」と「来る」とは使い方が異なります。まずは英語のgoとcomeの意味を整理し、様々な場面での正しい使用例をご紹介します。

目次

  • goとcomeの意味
  • goとcomeの使用例
    • 例:外出する前の会話
    • 例:外出時の会話
    • 例:家の中での会話
    • 例:友達を家に招く時の会話
  • 注意点
  • まとめ

goとcomeの意味

英語のgoは、基本的には、自分からも会話の相手からも遠ざかる動きを表します。

そして、comeは、基本的には、自分の方に近づく動き、もしくは会話の相手の方に近づく動きを表します。

goかcomeのどちらを使うべきかは、自分がいる位置と会話の相手がいる位置によって変わってきます。

goとcomeの使用例

例:外出する前の会話

例えば、これから友達に会いに駅に行くという時。

同じ家にいる家族に対して、今から駅に行ってくると伝えたい場合は、自分にとっても、会話の相手にとっても、遠ざかる動きなので、以下のようにgoを使います。

I’m going to the station.
駅に行きます。

でも、もし今現在駅にいる友達との電話の会話で、今から自分が駅に向かうことを伝えたい場合は、会話の相手の方に近づく動きなので、comeを使います。(日本語だったら、この場合も「駅に行きます」のように言うので、注意が必要です。)

I’m coming to the station.
(あなたがいる)駅に行きます。

例:外出時の会話

続いて、外出時の会話における使い分けです。

友達と一緒にお昼を食べた後、もうそろそろ家に帰らないといけないことを友達に伝える時は、自分からも会話の相手からも遠ざかる動きなので、goを使います。

I need to go home soon.
もうすぐ家に帰らないといけない。

go backを使うこともできます。

I need to go back home soon.
もうすぐ家に帰らないといけない。

ですが、家にいる家族に電話をし、もうすぐ自宅に帰ることを伝えたい場合は、会話の相手の方に近づく動きなので、comeを使います。

I’ll come home soon.
もうすぐ家に戻るよ。

come backを使うこともできます。

I’ll come back soon.
もうすぐ家に戻るよ。

例:家の中での会話

次は、家の中での家族との会話です。

別の部屋にいる弟に自分がいる部屋に来てほしい場合は、会話の相手が自分に近づく動きなので、comeを使います。

Can you come here for a second?
一瞬、こっちに来てくれない?

弟が来てくれる場合、彼は以下のようにcomeを使って、返答します。(ここで、I’m going!と言ってしまうと、どこか別の場所に行くことになってしまいます。)

I’m coming!
今(そっちに)行くよ!

例:友達を家に招く時の会話

今度は、友達のKatieを家に招く時。

私がKatieを家に招く際は、(Katieが)自分の方に近づく動きを表すので、comeを使います。

Would you like to come to my house for dinner tomorrow?
明日、晩御飯を食べにうちに来ませんか?

Katieが「はい、ぜひ行きたいです!」という返事をする場合、会話の相手(私)の方に近づく動きなので、comeを使う必要があります。

Yes, I’d love to come!
はい、ぜひ(あなたの家に)行きたいです!

Katieがもし私の誘いを断る場合は、以下のようにcan’t comeを使います。

I’m sorry, I can’t come tomorrow.
ごめんなさい、明日は(あなたの家に)行けないんです。

でも、誘いを断る理由として、別のどこかに出かけることを伝える場合は、自分からも会話の相手(私)からも遠ざかる動きなので、Katieは以下のようにgoを使います。

コンサートに行くんです。
I’m going to a concert.

注意点

これまでの例で、goとcomeの基本的な使い分けをご紹介しました。ただ、第三者の動きを表す場合など、goを使うこともcomeを使うこともできる状況もあります。

例えば、

Sarah is going to Mary’s house today.
Sarahは今日Maryの家に行く。

Sarah is coming to Mary’s house today.
Sarahが今日Maryの家に来る。

これらの文は、どちらも文法的には正しいですが、それぞれ別の人の視点に立って話しています。

最初の文は、Sarahの行動(Maryの家に行く)を表しているので、自分がSarahの視点に立って話したい場合に適しています。

2番目の文は、Maryの家に誰が来るかを表しているので、自分がMaryの視点に立って話す場合に適しています。この場合、自分や会話の相手の方に近づく動きを表している訳ではありませんが、Maryの視点に立っているので、Maryの方に近づく動きを表すためにcomeを使うことができます。

まとめ

英語のgoとcomeは、日本語の「行く」と「来る」とは異なります。英語のgoは、自分からも会話の相手からも遠ざかる動きを表します。そして、comeは、自分の方に近づく動き、もしくは会話の相手の方に近づく動きを表します。第三者の視点に立って話す場合、第三者の方に近づく別の誰かの動きを表す時にもcomeを使うことがあります。

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Filed Under: 英語の表現 Tagged With: 英会話, 英語の整理

菅沼ケイ

イギリス育ちのフリーランス日英翻訳者。オックスフォード大学実験心理学部卒業。 »プロフィール詳細

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