誰かに何かのアドバイスをする時にYou shouldという表現を使っている方は多いです。でも、このフレーズは「〜するべき・したほうがいい」というニュアンスなので、もう少し控えめな表現を使いたい状況もあると思います。今日は、相手に押し付け感を与えずに提案をしたい時に使えるYou might want to〜とYou could 〜という表現をご紹介します。
You might want to〜
You might want to 〜は、「〜すると良いかも・〜した方が良いかも」というトーンの提案です。わずかでも、相手にとって何らかのメリットがあることを提案したい時などに使います。
I want to learn about AI but I don’t know where to start.
AIについて勉強したいんだけど、どこから始めればいいか分からなくて。
You might want to have a look at this article. I found it really helpful.
この記事見てみると良いかも。僕にはすごく役に立ったよ。
本当はYou shouldと言いたいけれど、もう少しやわらかく言いたい時にもよく使われます。
I’m off to the supermarket.
スーパーに行ってくるね。
You might want to wear a scarf. It’s really cold outside.
マフラーした方が良いかも。外すごく寒いよ。
You could 〜
couldは、過去に可能だったことについて話す時にも使いますが、これからのことについて、可能なシナリオや行動のオプションを表す時にも使います。You could 〜は、「〜することもできるよね・選択肢としてアリだよね」というトーンの提案としてよく使います。もし相手がそれを望むなら、など何らかの条件付きのニュアンスを含んでいて、You can〜よりも不確かです。
I need to exercise more but I’m so lazy…
もっと運動しないといけないんだけど、私すごく面倒くさがり屋で…
You could try brisk walking!
速歩試してみるのはどう!(選択肢としてアリだよね)
maybeやperhapsを付け加えると、より控えめな提案になります。
I’m feeling so tired today.
今日すごく疲れてるんだよね。
Maybe you could take the day off tomorrow. Your manager is away this week, isn’t he?
明日休むのもアリだよね。今週は上司いないんでしょ?
まとめ
You might want to 〜は、「〜すると良いかも・〜した方が良いかも」というイメージで、You should〜よりも控えめな提案の仕方です。You could 〜は「〜することもできるよね・アリだよね」というトーンで選択肢を提案したい時によく使います。もちろん、どんな内容を話すか、どんな表情や声のトーンで話すかなどによっても相手が受ける印象は変わるので、色々な使い方があります。