こんにちは、ケイです。
前にイギリスのニュースに関する投稿で「怒り」という感情を表す英語として、angry(怒っている)とfurious(激怒している)を紹介しましたが、今日は、誰かを叱る・怒ることを表す tell off という句動詞をご紹介します。
tell off
英語で tell off とは、間違ったことやいけないことをした誰かのことを叱る・怒るという意味を表します。
例えば、親が言うことを聞かない子供を叱る時、上司が問題を起こした部下を怒る時、係員がルールを守らない観客を怒る時、など様々な場面における日常会話で使われます。
I need to tell my daughter off for staying up until late.
娘が夜更かししていたから、叱らないといけない。
The staff might tell him off for taking photos.
彼は写真を撮ったから、スタッフが叱るかもしれない。
The manager told them off for being late.
彼らが遅刻したことをマネージャーが叱った。
これらの例のように誰かが誰かを叱るという意味を表す時は tell 〜 off という形で、その間に怒られる対象が入ります。上の例文では、いずれも怒った理由を表すために「〜という理由で」という意味で「for〜」が使用されています。
誰かが(誰かに)怒られたと言いたい場合は、〜 was told off という形の受け身文にします。
The athlete was told off for breaking the rules.
選手は、ルールを破ったことで叱られた。
I was told off for chatting with other staff during work.
仕事中に他のスタッフとおしゃべりをしていて、叱られた。
怒った人のことを表す場合は、以下のように「誰々によって」という意味でby 〜を合わせます。
She was told off by her parents for spending too much time on her phone.
彼女は、携帯を長時間使いすぎていたことをご両親に怒られた。
最後に
イギリス英語の日常会話では、間違ったことやいけないことをした誰かを怒るという意味で、tell off という句動詞をよく使います。他には、似ている意味の英語としてhave a go at 〜(〜のことを怒る・避難する)という表現もイギリス英語でよく使われます。