こんにちは、ケイです。
辞書やネットで英単語を調べると、その説明からだけでは使い方を勘違いしてしまうような説明が載っていることがあります。今日は実際に英語学習者にとって少し分かりにくい説明が出回っているhigh streetという単語の2つの意味をご紹介します。
high street の1つ目の意味
まずhigh street の1つ目の意味は、イギリスに来たことがある方ならすでに知っていると思いますが、街の中心でお店が沢山並んでいる「買い物通り」や「大通り」という意味です。これは、アメリカ英語で言うmain street(メインストリート)と似たような意味です。例えば、
There’s a really nice cafe on the high street.
ハイストリートにすごく良い感じのカフェがあるんだ
Have you ever been to Kensington high street?
Kensingtonのハイストリートに行ったことある?
という感じで使います。
ロンドンの中心部だと有名な通りが沢山あるので、Regent Street、Oxford Street、Carnaby Streetなどとそれぞれの名前で呼ぶのですが、そのほかの地域の多くの町には、high streetと呼ばれる通りがあります。同じ町の人同士だったら、最初の例文のようにthe high streetと言っても良いですし、別の町のhigh streetについて話す時は2番目の例文のように、〇〇high street(例:Kensington high street)と最初に町の名前を足して表現することができます。
high street の2つ目の意味
high streetの意味を調べると「メインストリート」という意味以外に「一般大衆向け」という少し分かりにくい説明が出てくることがあります。これは、high streetの2つ目の意味で、イギリスのhigh streetに売っている超高級ではない商品やブランドを表す時に使われます。例えば、
high street products
多くのhigh streetに売ってる商品
high street brands
多くのhigh streetにある馴染みのあるチェーン店やブランド
high street fashion
多くのhigh streetで購入できる洋服のファッション
というような表現で使われます。「一般大衆向け」という説明だけ聞くと少し分かりにくいですが、high street〜という表現は、以下のように高級な商品やブランドと比べたり、違いを表したい時によく使われます。
luxury products
高級な商品
designer brands
高級ブランド
high end fashion
高級な洋服のファッション
まとめ
high streetという言葉は、実際の道を指して使われる場合とどこの街でも買えるような超高級ではない商品やブランドを表す時に使われる場合があります。今回紹介したhigh streetという単語に限らず、辞書の説明だけで英単語の使い方を最初から100%理解するのは難しいので、新しく聞いた単語の意味がいまいち分からない場合はメモなどにリストアップし、ネイティブの人や英語の先生、英語が堪能な人と話す機会がある時に聞くことをおすすめします。