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hear と listen to の使い方を整理

2020-03-06 By 菅沼ケイ

hearとlisten to はどちらも音と関連する動詞ですが、hearは基本的に自分の意図とは関係なく音が耳に入ってくることを表すのに対して、listen toは特定の音や話に意図的に注意を向ける行為を表します。ただ、これらの動詞にはその他の使い方もあるので、今日はこれらを適切に使い分けるための例をご紹介します。

hear

①聞こえる

hear の代表的な意味は、耳に入ってきた音の情報が脳に伝わることで、何かが「聞こえる」と認識することです。can’t hearは、音が小さくて聞こえない時やまわりがうるさくて聞こうとしている音が聞こえない時などによく使います。

I just heard a strange noise from upstairs.
今上の階から変な音が聞こえた。

Really? I couldn’t hear anything.
本当?私は何も聞こえなかった。


Can you hear me from the back of the room?
部屋の一番奥から私の声が聞こえますか?

Sorry, I can’t hear you very clearly. Please could you speak a little louder?
ごめんなさい、あまりよく聞こえません。もう少し大きな声で話してもらえますか?

②知らされる

hearには、「聞こえる」という意味以外にも、「何かの情報や知らせを聞く」という意味もあります。例えば、I heard that 〜は、誰かから聞いた情報について話したい時によく使われます。

I heard that David is getting married.
Davidが結婚するって聞きました。

I heard that you’re moving abroad.
海外に引っ越すって聞いたよ。

listen to

①注意を向けて聞く

listen to は、自分が意図的に何かの音に注意を向ける行為を表します。本人の意思によって行われるという点がポイントで、音楽を聞いた、誰かの話を聞いていたなどという意味で使います。

I like listening to English podcasts.
英語のポッドキャストを聞くのが好きです。

Sorry, what did you just say about your cat? I wasn’t listening properly.
ごめん、君の飼ってるネコについて今なんて言った?ちゃんと聞いてなかった。

②言うことを聞く

listen to は、誰かの言うことを聞くこと、アドバイスに従うことを表す時にも使います。

I think you should listen to your parents.
ご両親の言うことを聞いた方がいいと思う。

I always listen to her advice.
彼女のアドバイスにはいつもしたがってる。

英語が聞き取れない時

英会話で相手の英語が聞き取れない場合、話を聞こうとはしているので(listen to)、以下のようにunderstandを使って理解できないということを表現することができます。

I couldn’t understand what he was saying.
彼が何を言っていたか理解できなかった。

相手の声が小さすぎて聞こえない時や電話の回線が悪くてよく聞こえない時はhearを使った表現が使えます。

I can’t hear you very well. Can I call you back?
声がよく聞こえないので、かけ直していいですか?

他にも、catchという動詞には「誰かが言ったことを聞き取ることができる」という意味があるので、主にDid you catch what he said? (彼が言ったこと聞き取れた?)のような質問文や以下のような否定文で使うことができます。

Sorry, I didn’t quite catch that.
ごめんなさい、ちょっと今の聞き取れませんでした。

まとめ

hearは、基本的には自分の意図とは関係なく「何かの音が聞こえる」、「情報を知らされる」という意味を表し、listen to は自分が注意を向けて「何かの音や話を聞く」、「誰かの言うことを聞く」という意味を表します。どちらも日常的に使う動詞なので、使い方をマスターしておくと役立ちます。

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Filed Under: 英語の表現 Tagged With: 英会話, 英語の整理

菅沼ケイ

イギリス育ちのフリーランス日英翻訳者。オックスフォード大学実験心理学部卒業。 »プロフィール詳細

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