こんにちは、ケイです。
今日は、誰かと連絡を取る時にネイティブの人たちが使うget in touch withとget back toというphrasal verbs(句動詞)をご紹介します。
これらの表現は、特にビジネスの場面で使用頻度が高いですが、日常会話でもよく使われます。
get in touch with
まずget in touch withは、誰かと連絡を取ることを意味します。
Can you get in touch with Luke and arrange a meeting?
Lukeと連絡を取って、会議をアレンジしてくれない?
この例のように、誰かと連絡を取ることを表す時、get in touch withの部分をcontactと表現することもできますが、会話においてはややカジュアルなget in touch withという表現がよく使われます。
誰かと連絡を取りたいけれど、相手が電話に出ない、メールの返事が来ない、など相手との連絡が取れない場合は、can’t get in touch withと表現できます。
I need to talk to my manager but I can’t get in touch with him…
上司に話さないといけないことがあるんだけど、連絡が取れない…
get back to
続いて、get back to は、誰かからの連絡に対して折り返し連絡をする・返信するという意味を表します。
How many people will be attending the next conference from your company?
あなたの会社から次のカンファレンスに何人の方が参加しますか?
Sorry, I don’t know off the top of my head. Can I get back to you later?
ごめんなさい、ちょっと調べないと分からないです。後で折り返し連絡してもいいですか?
off the top of my headという表現は、「何かを考えたり調べたりせずに」という意味なので、I don’t know off the top of my headは、ちょっと考えたり調べないと相手が求めている情報が分からないという意味です。このように、相手から聞かれたことに対して、すぐに答えが分からない場合などに後で折り返し連絡をするという意味でget back to をよく使います。
Were you able to get in touch with Fiona?
Fionaと連絡取れた?
No, she hasn’t got back to me yet.
いいえ、まだ彼女から返信が来ていません。
この例のget back toは、単純に誰かからの連絡に返信することを意味しているので、reply toやrespond toと同様の意味を表しています。
ちなみにNo, she hasn’t got back to me.という現在完了形の文のように、getの過去分詞を用いる場合、イギリス英語ではgot、アメリカ英語ではgottenを使うのが主流です。
注意点
get back toは、連絡とは関係ない場面で、どこかの場所に戻るという意味や何かの作業に戻るという意味でもよく使う表現です。
Our train leaves at 3.15pm so we need to get back to the station by 3pm.
私たちの電車は3時15分発だから、3時までに駅に戻らないといけない。
I’ve watched too much Netflix today. I should get back to my work now.
今日はNetflixを見すぎちゃった。もう仕事の作業に戻らなきゃ。
まとめ
誰かとのやり取りにおいて、get in touch withは「誰かと連絡を取ること」、get back toは「折り返し連絡する・返信する」という意味を表します。英語で仕事をする予定の方や外国の人と連絡を取る機会のある方は、ぜひ覚えておいてほしい英語です。