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英単語を覚える時は、復習よりもセルフテスト

2020-09-17 By 菅沼ケイ

こんにちは、ケイです。

新しい英単語を覚えた後、多くの英語学習者はそれらの単語を記憶に定着させるために復習を行っていると思います。

ただ、そういった復習を行う際は、注意点があります。

それは、「いきなり参考書やノートを開いて、前に勉強したことをただ読み返す」ということをしないことです。

人の脳は、同じことを繰り返し学習するよりも、学んだことを記憶から取り出そうとすることで、記憶が長期的に定着しやすいです。

そのため、英単語を覚えたい方は、復習よりもまずは前に覚えたことを記憶から取り出すためにセルフテストを行うことをおすすめします。

新しいことを覚えた時に一緒にセルフテストを作っておけば、簡単に普段の学習に取り入れることができます。

セルフテストの簡単なやり方:

①大きめの付箋に自分をテストするような質問や覚えた英単語の日本語訳・説明等を書く

②その付箋を必ず後で見る場所に貼っておく

③少し時間が経ったら、その付箋に書いてある質問でセルフテストを行い、覚えた英単語を思い出す

④分からなかった単語は、復習する

このようにセルフテストを行ってから必要であれば復習を行うことで、いきなり復習をするよりも、英単語を記憶に定着させる上でより大きな効果が期待できます。

ちなみに留学している方、海外に住んでいる方、毎日英語を使っている方は、わざわざ自分でテストしなくても生活の中で覚えた英語を何回も思い出す機会があると思うので、自然と記憶に定着することも多いと思います。

でも時々しか英語を使わない方は、自分自身でテストをしないと、覚えた単語を記憶から取り出す機会がないので、このセルフテストを行うという学習法は普段の生活で英語を時々しか使わないという方に特に試してもらいたい学習法です。


参考文献:

Karpicke, Jeffrey & Roediger, Henry. (2008). The Critical Importance of Retrieval for Learning. Science (New York, N.Y.). 319. 966-8. 10.1126/science.1152408.

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Filed Under: 英語学習のコツ Tagged With: 実験心理学, 英会話

菅沼ケイ

イギリス育ちのフリーランス日英翻訳者。オックスフォード大学実験心理学部卒業。 »プロフィール詳細

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