こんにちは、ケイです。
今日は、ネイティブの人がよく使うYou nailed itの意味を説明し、意味が少し似ている表現も併せてご紹介します。
You nailed itの意味
英語でnailという単語には、「ツメ」や「釘」という意味がありますが、nail it やnail 〇〇という表現は、何かを「完璧にこなす」、「すごく上手にできる」という意味を表すカジュアルな英語表現です。
なので、誰かに対して、You nailed itというと「完璧にできたね」、「とても上手だったね」というような褒め言葉になります。
例えば、海外のオーディション番組などでは、審査員が出場者のパフォーマンスに対して、以下のようなコメントを言っているのをよく聞きます。
You nailed it!
完璧だったね!
He absolutely nailed his performance.
彼はパフォーマンスを完璧にこなした。
2番目の例のように「完全に」という意味のabsolutely、もしくはtotallyというような言葉を合わせると、パフォーマンスがいかに素晴らしかったかということをより強調することができます。
You nailed itのように誰かが何かを上手にこなせた時に使う英語の表現としては、他にもYou did a great jobやSpot onという表現があります。
You did a great jobの意味
jobは仕事という意味ですが、do a great jobという表現は、何かを「とても上手にこなす」という意味のイディオムなので、誰かに対してYou did a great jobと言うと、何かの課題やパフォーマンスなどを「すごく上手にできたね」という意味になります。
You did a great job at editing this video.
この動画の編集すごく上手にできたね。
何かの感想を直後に述べる場合は、よりシンプルにGreat job!と言うこともできます。また、greatではなくgoodという言葉を使うと、「よくできたね」というニュアンスになります。
Spot onの意味
Spot onという表現は何かが「完全に正しい」、「とても正確」であることを表します。You nailed itやYou did a great jobと比べるとニュアンスが異なりますが、Spot onも何かの出来が良かった時に感心した様子を表すような褒め言葉としてよく使います。
His analysis was spot on.
彼の分析は完全に正しかった。
Spot onという表現は、単純に誰かの発言が正しいということを表す時に「正解」というような意味でも使うことがあります。
最後に
You nailed itは、「完璧にできたね」、「とても上手にできたね」という意味を表します。他にも何かの出来が良かった時に使う表現としては、You did a great job(とても上手にできたね)やSpot on(完全に正しい)があります。注意点として、今回紹介した表現は何かの出来が救いようのないほど悪かった時などにsarcasmとして使うこともあります。
(イギリス人のsarcasmについてはこちらの投稿で説明しています。)