こんにちは、ケイです。
英語でmoonは「月」という意味ですが、実際に空に見える月の話をする時以外にも英会話では比喩的な表現の中でmoonという言葉を使うことがあります。
今日は、その中でも「once in a blue moon」と「over the moon」という代表的なイディオムをご紹介します。
once in a blue moon
まずonce in a blue moonという表現は、物事の頻度を表す表現で、「ごくまれに」「ごくたまに」という意味です。
月は通常白やグレーのような色に見えますが、噴火などが起こった後など、ごくまれに青っぽく見えることから、「ごくまれに」という頻度を表す比喩的な表現としてonce in a blue moonというイディオムが使われるようになったと言われています。
This kind of thing only happens once in a blue moon.
こういったことは、ごくまれにしか起こらない。
I only get to see* them once in a blue moon.
私は彼らとごくたまにしか会えない
get to see* = 〜と会える・〜を見れる
ちなみにblue moonは、ひと月に2回満月が現れた場合、その2度目の満月を指す表現でもあります。
over the moon
over the moonという表現は、何かに対して大喜びしている様子やワクワクしている様子を表します。とても嬉しい出来事があり、まるで月を超えられるぐらい気分が上がっているということを表す比喩的な表現です。
He’s over the moon about his new house.
彼は新しい家のことで大喜びしている
She’s over the moon with the wonderful results.
彼女は素晴らしい結果に非常に喜んでいる
まとめ
once in a blue moonは「ごくまれに」という頻度を表す表現で、over the moonは「大喜びをしている」という意味の表現です。こういったイディオムは、単語の意味から全体の意味を推測することが難しいので、覚える時にイメージをしたり、自分でも例文を作ったりして、記憶に定着させることが大切です。