親戚や職場の人との関係について話したり、誰かと誰かの関係に関するgossip(噂話)をしたり、日常の中で人間関係が話題に上がる場面は沢山あります。今日は、「〇〇さんとは良好な関係」や「〇〇さんと〇〇は上手くいっていない」というような内容の話を英語でするためのフレーズをご紹介します。
get along with 〜
get along with〜 もしくはget on with 〜というフレーズは、誰かと良好なコミュニケーションが取り合える関係を意味します。相性がいい、気が合うという意味でも使われますが、特にget along with〜 に関してはそのまま使うと「問題のない、十分に良好な関係」とも受け取れるので、well(良い)、pretty well(結構良い), really well(すごく良い)などを合わせて関係の良さの度合いを明確に表すことが多いです。
Do you get along with your neighbours?
ご近所さん達とは良好な関係?
Yeah, I get along pretty well with my neighbours.
うん、近所の人達とは結構良い関係だよ。
How is your new assistant?
新しいアシスタントはどう?
She’s been great so far. I think I can get along with her really well.
今のところすごく良くやってくれてる。彼女とはすごく上手くやっていけそう。
Your teacher seems so strict! Do you get along with him?
あなたの先生すごく厳しそう!問題ないの?
We’re not best friends, but we do get along.
(私と先生は)親友って感じではないけど、問題ない関係だよ。
この返答ではwe do get along ではなくwe get along でも良いですが、do をつけることによって、十分に良好な関係ということが強調されます。
How’s work?
仕事はどう?
Not great…I don’t get along with my new manager.
微妙…新しい上司と気が合わないんだ。
Do you have any pets?
ペット飼ってますか?
I have two cats, but they don’t get along with each other.
ネコが2匹いるんですけど、(二人は)仲が悪いんです。
このように自分以外の誰かと誰かの関係を表したい時にも使います。
on good terms with 〜
他には、人間関係を表す表現にI’m on 〇〇 terms with 〜があります。good termsだと良好な関係の状態にいる、という意味ですが、good terms以外にfriendly terms(お互いに感じのいい態度を取る関係)、speaking terms (言葉を交わせるような関係)などのバージョンもあります。以前との関係と比較して今の関係の状態を表したい時などに特に便利です。
Adam is still on good terms with his ex-wife.
Adam は元奥さんと今でも良好な関係です。
I had a massive fight with my brother last year, but we’re now on speaking terms.
去年兄(か弟)と大げんかしたんだけど、今は言葉を交わせる関係。
Don’t leave them alone. They’re not on good terms (with each other).
彼らを二人きりにしないで。険悪な仲だから。
close to 〜
I’m close to 〜は、誰かと親しい、仲が良いという意味です。
I’ve always been close to my older sister, but I don’t get along with my younger sister.
姉とはずっと前から仲が良いんだけど、妹とは相性がよくない。
まとめ
誰かと誰かの人間関係の様子を表す時、get along with〜や on good terms with〜 という表現を使うことができます。親しい人に関しては、close to〜をよく使います。こういったフレーズを覚えるためには、自分の実生活の人間関係をもとに例文を作ってみることをおすすめします。