こんにちは、ケイです。
誰かの性格を表す時の最も簡単な表現の仕方として、
- He’s nice.
- She’s shy.
などの He/She is 〜というフレーズがあげられますが、ネイティブの人は、その他にも
- He seems a bit weird.
- She comes across as quite shy.
- She can be arrogant.
- He’s funny in a good way.
というような表現を用いて、あまり親しくない人の印象を表したり、よく知っている人の性格や気質を的確に表したりします。今日はこれらの表現の意味と使い方をご紹介します。
1. He/She seems 〜
まずHe/She seems 〜は、あまり親しくない人の印象を表す時に「彼は〜そう」「彼女は〜っぽい」というような意味で使います。
He seems a bit weird.
彼はちょっと変わってそう。
She seems a bit demanding.
彼女はちょっとわがままそう。
She seems down-to-earth.
彼女は(地に足がついていて)現実的そう。
2. He/She comes across as 〜
He/She comes across as 〜も、あまり親しくない人の印象を表す時に使います。come acrossは句動詞で、「誰かに〜な印象を与える」という意味なので、He/She comes across as 〜と言うと、「彼は〜に見える」「彼女は〜という印象」という意味になります。
She comes across as quite shy.
彼女は結構シャイに見える。
He comes across as a selfish person.
彼は自己中な人に見える。
They come across as really greedy.
彼らはとても欲深く見える。
3. He/She can be 〜
He/She can be 〜は、割とよく知っている人に関して、「彼は時々〜なんだよね」「彼女は〜な時もある」のように、いつもではないけれど場合によっては見られる性格の特徴や気質を表す時に使います。
She can be arrogant.
彼女は、横暴なことがある。
He can be rude sometimes.
彼は時々、失礼な時がある。
He can be impulsive at times.
彼は時に衝動的になることがある。
これらの例のようにこの用法のcanは、誰かの能力ではなく、「場合によっては可能性のあること」を表しています。
4. He/She is 〜 in a good way
He/She is 〜 in a good wayは、いくつかの意味を受け取れる言葉で誰かの性格を表す時に「彼は良い意味で〜」「彼女は良い意味で〜」と言いたい時に使います。
Taylor is funny in a good way.
Taylorはいい意味で面白い。
He’s confident in a good way.
彼は良い意味で自信を持ってる。
Their daughter is cheeky in a good way.
彼らの娘さんは、良い意味でちゃっかりしている。
最後の例のcheekyという言葉は、日常会話でよく使われるカジュアルなイギリス英語の単語で「生意気な」「ちゃっかりした」「ちょっと図々しい」という意味です。
まとめ
性格を表す時にネイティブの人はHe/She is 〜以外にも、He/She seems 〜、He/She comes across as 〜、He/She can be 〜、He/She is 〜 in a good wayというような表現をよく使います。これらの表現は、外国の人とちょっとした雑談(スモールトーク)をする時などに役立ちます。